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熊問題その後②

さて、前回の記事で紹介した、三冊の本を読み終えて
熊に出会った私と、著者のお二人のいくつかの類似点
また、間違って認識していたことを
いくつかあげたいと思います。

これは、私だけ?と思っていたのですが
野生動物(特にカモシカ)に出会う日は、何かに見られている?気配を感じることが多く
そんなときは、作業をしていても、必ず、時々森を振り返ることにしていました。
もちろんガサガサ音は、絶対に聞き逃さないように
熊は、カモシカと違い、歩く音はほとんどしないので、道路を後ろから来られたら
気が付きませんが、森の中なら、枝を折る音や、体が藪にこすれる音だそうです。

なので、山菜取り(私なら雑草抜き)の最中に、
草木の風にそよぐ音の中で夢中でしゃがんでいたり
川の音、もしくは、クマ除けのつもりで流しっぱなしのラジオ
(犬の鳴き声を録音して流すのも、熊は単調な繰り返しにはすぐに慣れて
どちらも効果は無いそうです)で、かき消された音で気が付かないのが危ないですね。

そして、匂い
私も熊に遭遇した、午前中も、なんとなく、気配を感じつつ
庭の蔓延った、オオバコ抜きをしていました。

で、時々立って、森の方を眺めていると
風に乗って、
私は、動物園の臭い?と前に書きましたが
これは、馬や牛の厩舎のそれではなく
獣の臭い、酸っぱいような臭さ
(これは、著者は魚の腐ったようなと、表現されていました)

それと、私が熊を発見する前日も、結果的には、熊は毎日、お向かいの庭で
アリを食べてたわけですが
ちょうど、同時刻(熊は、時間に正確で、早朝、夕方の出没が多い)の夕方に
カモシカ(クマ子と名付けた)が、そのお庭を、血相を変えて(白目をむいて)走って森に逃げたのも
どちらの著者も、書かれていて

私も、その時は、周りで空砲が鳴ったわけでも、
私以外の人間にばったり出会ったわけでも無いのに
「何、ひとりで白目向いて走ってるのよ~???」と不思議がっていましたが
あ~やっぱりと

熊は、基本雑食ですが、肉食でもあり
カモシカは、年老いて弱ったり、ケガをしていたりすれば、追いかけて
捕食したり、死体であれば、平気で食べるという光景は
地元の猟師さんからも聞きました。
ただ、ほとんどは、カモシカの方が速く逃げるそうですが

だからこそ、人間も食べ物と認識されない努力が必要なんですね(-_-)

そして、捕殺された熊が、親離れしたての、2歳熊というのは
地元の猟師さんの見立て通りでしたが

私はずっと、何も危害を加えられていないのに、まだ幼い?小熊が殺されたことを
気にしていたのですが

どんな熊が危険かの順位は

まずは、子育て中の母熊(子を守ろうとして)
その次は、親離れしたての思春期熊(まさに出会った熊)なのだそうです!

なぜかといえば、
特にオスの子熊は、成獣の雄熊に、襲われることが多く
(自分のえさ場や、交配相手を取られる可能性があるから)
この時期(春から初夏)、オスの成獣による、熊の子殺しが多発するらしく

母熊は、子離れの直前に、やられそうになったら、とことん戦う術を
教えるのだそうで、その相手に、人間が選ばれる可能性があるのだそうです。

成獣は、人間には、餌と思っていない限り、一撃して去ることが多いようですが
この月齢のクマは、とことんやっつけようとするのだそうで
大けがをする可能性が高く、熊メールでも、小型とあると、少し安心したりしていましたが
これは大間違いで
小さくてかわいいから、捕殺したら可哀そう!は無いのだそうです。

もちろん、もっと小さな仔熊は、たとえ2頭だけで(一回の出産で2頭
だいたいオスとメス産む)歩いていたとしても
その周りは、必ず母親が監視しているのでもっと危険ですが。。。

ということで。。。

とにかく、早く熊の存在に気づくこと
そして、出会ったら、刺激しないように、走らず、背を向けずゆっくり後ずさりして逃げること

そして、犬連れは、事前に吠えてくれるのは抑止力になりますが
出会ってから、吠えまくる(当たり前?)は
熊に逃げ場がなければ、逆切れして襲って来る可能性もあり

私も、以前にも、ターシャだったら。。。って書きましたが
じゃあ、リードを離して、やっつけてもらう?は
犬もよっぽどの、闘争心のある猟犬で無い限り
自分だけとっとと逃げるのだそうです(笑)

あと、私が間違った認識をしていたのは
秋に交配、春に出産と思っていましたが

熊の出産は、冬眠中に行われ
交配は、春だそうです。

だから、春は、子育て中の母親の子守り、交配相手を求める雄熊の興奮、
親離れした若熊の力試し、冬眠から覚めて、空腹での餌探しなどで活発に
動き回る時期と
人間も、雪解けで、登山や山菜取りなどで活動期が重なるので
事故が多発するのだそうです。

そして盛夏は、やっぱり熊も暑いし、木の実も山奥にも豊富にあって
こちらから出向かない限り、あまり危険ではないようですが

秋から、冬眠に向けての体力の蓄えのために
山里の果実や、木の実の捕食が盛んになり
また、人間との遭遇事故が増えるのだそうです。

では、私はどうしたらいいのでしょうか?

研究者でさえも、その生態は知り尽くしていても
まだまだ、謎な部分も多く、また、お互いが認識せずに遭遇してしまったら
クマスプレー以外手立てはないようで(笑)
yamaniwa_00481087580922.jpg
でも、これを使いこなすのは、ピストルを撃つのと同じように、訓練が必要だと思います。
あ、火事の消火器の使い方にも似てるかな?

そして、↑画像左の森林香という、強力蚊取りは
あんまり意味ないです(笑)
匂いも特にきつくもなく
これが、森まで漂うには、時間がかかりすぎるし、
アブ除け?は長そで長ズボン、ネット付き帽子でいいし
yamaniwa_00481087580923.jpg 
巻きは小さいのですが、太すぎで、組み込まれた二枚が剥がしづらいし
それなら、安くて長時間持つ下の缶のペット用でいいな

なので、唯一効果のある、クマスプレーのシミュレーションをたえずするのと
空砲を、作業前に鳴らし、常時は、高音域の良く届く熊鈴をぶら下げて
歩くしかないんですね~

あと、あんまりブルーベリーは食べたことないからか?寄っては来ないようですが
トウモロコシ、りんご、柿などの樹木は、生産者なら、電気柵をする

野生の草木では、チシマ笹、ウワミズザクラの実やミズキの実、もちろんどんぐり、栗
そしてフキノトウ、ヤマウドなど、夏は、アリの巣とスズメバチの巣
これって、もう山では防ぎようがないですね

ちなみに、うちにも、どれもあります( ;∀;)

ウワミズザクラは、まだ細いので、登れるかな?
 yamaniwa_00481087581121.jpg
これは、春先の花の咲いた画像ですが
実は、もうすでに鳥と虫に食べつくされています。

そしてこれは、秋田の森づくりサポートセンターからお借りした
yamaniwa_00481087581120.jpg
ミズキ

で、え~これって
yamaniwa_00481087580938.jpg 
うちの、裏庭への入り口にある

yamaniwa_00481087580939.jpg 
これ???と思いましたが

調べると、こちらは低木で、葉っぱのギザギザがあるので
たぶん、オオカメノキかケナシヤブデマリだと思います。

鳥の好物だけど、熊はちがうらしい??
野生の植物は、似ているものが多く難しいですね~

そして、最後には、もう、前の森を見通し良くするしか無いので
yamaniwa_00481087581115.jpg 
パパが、この熊の大好きなフキノトウの奥の
ちょうど罠がしかけてあった雑木林を刈りこんで

yamaniwa_00481087581116.jpg 
見通せるようにしました。

そして、先ほどお借りしたミズキの画像の秋田のHPは
前回書いた、鹿角市のクマ襲撃事件の地元でもあるので
とても詳しいツキノワグマのページがありますので
ぜひご覧ください。(コチラから)
北海道でも、今ヒグマの出没が多いようですが
ヒグマの情報も、載っています。

さて、そんな山庭ですが
yamaniwa_00481087581119.jpg 
あんまり、人通りもなくなって(笑)
静かな庭に

yamaniwa_00481087581118.jpg 
やっと、エキナセアの白(アルバ)が、大きく育ち始めました。
ピンクのパープレアは、良く育つのに、なかなか増えませんでしたが
これからは、こぼれ種を期待(#^^#)

そして、ちょうど、お向かいの熊の出入り口に咲いていたのを
下さった
yamaniwa_00481087581117.jpg 
紫の花も、たくさん増えました。

熊にさえ、気を付ければ、いたって平和です(#^^#)

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標高1000メートルの山の庭の記録と
エアデールテリアのターシャとの
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