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熊問題その後①

ターシャが旅立って、百日が過ぎました。
思い出を画像で再確認することで、ずいぶん癒されましたし
犬の居ない寂しさも、気楽さに変わりつつあります。

特に、また、猛暑になってくると、あ、こんな時に、散歩なんて
可哀そうだったな~と
そして、私も、良くやったな~と

でも、いつも生き物のことを考えていたい、出会ってみたいという気持ちはずっとあり
その部分は?
熊の出没で、奇しくも満たされた結果となりました(*_*;

私と熊との出会いは、まず最初は、今から17、8年前
岐阜の山に、家を建ててすぐのころ、あちこち探検と称して、林道をドライブしていた時
岐阜大和の山奥の林道で、低木の雑木林から、飛び出てきて、車を横切った
2頭の子グマ連れの母グマでした。

その瞬間は、まるで時間が止まったようなスローモンショーンで
クマ牧場じゃないところで出会ったことに感動し(笑)

こちらは、車なので、ただただ可愛い♪可愛い♪と
熊も車は見慣れているのか、見向きもせず、去っていきました。

その後は、登山中の北アルプスで、熊のフンを見つけただけ
そして、山の家の、周辺でも、そのフンがあり
注意はしていたのですが、とうとうこの時(記事はコチラ)に出没

そして今年、初めて、自分が対峙する形となりました。
その1頭目のクマが捕殺されたときに
購入した熊研究の第一人者、米田一彦(まいたかずひこ)さんのまず、一冊は
↓画像右の文庫本でした。
yamaniwa_00481087580913.jpg 
この本の出版は、2011年で、熊の研究をする、著者の熊愛があふれ
確かに、出合頭の事故はあっても
愛すべき、また今後の日本においては、保護されるべき野生動物という認識でした。

けれど、ここで気を付けなければならないのは

皆さんも記憶に新しい事件だと思うのですが
2016年5月、6月に秋田県鹿角市郊外で、山菜取りの人たちが
ツキノワグマに約二か月の間に相次いで襲われ
4人死亡、4人負傷し、その死亡者は、食害(一部身体を食べられていた)の痕跡があった
という「十和利山熊襲撃事件」

これは、まだ、↑の右の本の出版時には、起こっていなかったので
ぜひ、次に刊行された↑の画像左の単行本「熊が人を襲うとき」(2017年出版)を
読まなければと

それまで、北米のグリズリーや、北海道のヒグマは
人を捕食目的で襲うことは知られていても、ツキノワグマは臆病で
人を捕食することは無く、事故はすべて、びっくりして、慌てた熊の反撃によるものという認識だったわけですが
(一部、人間が襲われたあと死亡し、その死体をたまたま食べたというのはありますが)
この事件を境に、「ツキノワグマにも、人食いグマが居る!」というセンセーショナルな報道もされ
私もちょうど同時期に、山の家周辺で多数出没した年でもあり
他人事とは思えぬ事件でした。

そして、この本は、その事件をきっかけに、翌年刊行され
それまでに起きた1993件の事故の詳細も含め、「熊が人を襲うとき」の再検証をしたものでした。

で、読み終えれば、やはり、秋田県鹿角市の事件は、非常に稀なケースで
他のすべては、偶発的な事故だったと結論付けるのですが、

でも、その、学習能力の高さ(人は食べてみたら、おいしかった)とか
その個体差
犬でもわかると思いますが、同犬種でも、大人しい、気弱、やさしい犬もいれば
活発、気が強い、怖がり、人を咬む狂暴な犬も居て
その判断は、ぱっと出会った瞬間にはわからないのは
ツキノワ熊も同じだということですよね。

だからこそ、悪い学習をされない努力(襲撃されて死体にならない努力?)を
人間側がするしかない?

保護するべきか?やっぱり捕殺するべきか?
私もわからなくなりました(/_;)

実際に、2016年のこの事件以降
それまで、保護に向けて動いていた自治体も
再度、捕殺の方向へ逆戻りした例もあるようです。

そこで、もう少し、ちがう研究者の本も読もうと
田口洋美さん(男性の研究者です)の↓の著書
yamaniwa_00481087581114.jpg 
この本は、論文形式で、読むのに時間がかかりましたが
色々と、また違った視点で、ツキノワグマを知ることが出来ました。

でも、この3冊を読み終えて

それまで、まったく熊の生態を知らず、予備知識も無いまま遭遇したわけですが
私の感じた直前の異変や、出会った時の熊の行動の分析は、類似点が多く
かなり、うんうん!そうそう!と納得できました。

では、今後どうすればいいのでしょうか?

続く


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hananiwa

Author:hananiwa
標高1000メートルの山の庭の記録と
エアデールテリアのターシャとの
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