御嶽山

すごいことになりましたね
もう、シャーリーのHPは閉じているのですが
家に保存している「御嶽山」の記録を、そのままUPしておきます


御嶽山(岐阜県)3067m
2003.7.26


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岐阜県側、濁河温泉口からの御嶽登山(飛騨口コース)は、
標高1800mからの低いスタートと、クルマでのアクセスが遠い為、あまりメジャーではないが
1979年の噴火の影響が少なく、高山植物や火口湖、滝などを楽しめる変化に富んだコースだ。
ただ、信仰の山に多い、木の階段を敷き詰めた登山道はストックが効かず歩きづらく
シャーリーは隙間に足を取られて何度も挟まれ、下山時には膝をザックリえぐられるケガをさせてしまった。

往復8時間の道のりは想像以上にキツく、日本の山岳信仰の厳しさを改めて実感。

けれど、暗い静寂の森に一歩踏み込むと、心がすっぽり何かに抱かれ包まれていく感覚・・・・・
色々と想巡らせながら森林限界を抜けると、眼下にみごとな雲海がひろがり
絵葉書でしか見たことのないような抜けるような青空を突き刺すように山頂がそびえる。
来て良かった・・・・・また山が大好きになった。

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濁河温泉は国内最高所の温泉街。
AM7時20分スタートするとすぐに大小の美しい滝が現れた。


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登山道は行者道でもあるため、整備されて歩きやすいと
ガイドブックにはあるが、木道の歩幅が
人間にも犬にも合わず、けっこうイライラする。


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シャーリーも線路を歩くような感じで、
間に足をとられて、いつものスピードが出ない。


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足下ばかりに気を取られるが、
30分も歩くと雲海の向こうに白山や北アルプスが望め、
ようやく岩の登山道に変わる。

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暗く歩きづらい道から、暖かい岩場に出てホっとしたのか?
珍しく伏せて休憩するシャーリー

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長梅雨の雨の予報がウソのように晴れた。

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ここからは酸素の薄いハイマツ林に変わる。
高所大好き♪のシャーリーも景色を眺めて喜ぶ


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ここからはシャーリーもスタスタといつもの調子で快調に登り

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3時間半ほどで五ノ池小屋に到着。
まだ雪が残りとっても涼しい

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飛騨側山頂へ

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山頂は、急に霧が出てきて景色が見れず残念

さあ気を引き締めて下山しなきゃね

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中腹までの危ないハシゴ場も、慎重に降りたのに
濁河温泉まであと30分というところで
人間もあまりの下山の苦しさに、
いつもよりフレキシリードをいっぱいに延ばして少し先に行かせた時に
敷かれた板と板の間に足が挟まり、
自分でもがいて無理矢理抜こうとして膝の肉がザックリとえぐれた。

めったに声を上げることのないシャーリーの悲鳴が山に響いた。
可哀想なことをしてしまった。
安全に下山させてやることを心がけて来たのに・・・・・ごめんね。

滴る血と、ぶら下がる肉片を気にして歩けないのを見かねて
シャーパパがハサミで
シャーリーの毛のついたままの膝の肉をチョキンと切り落とした。
痛そォ~(T_T)
「傷が深いので筋肉に細菌が入ると足切断しなきゃならないかもな」って???
そんなァ~(T_T)
人間ならとっくに救急車呼んで、何針も縫ってる重症じゃん!!!
シャーリー頑張れ!!
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改めて犬連れ登山はもっと慎重に守ってやらなきゃと思った。
シャーリー小屋に帰って、消毒、大量の抗生物質投与、
皮膚の再生促進の人間用の薬を試しに動物実験してみたら・・・・・
これがとーっても良く効き2日で皮膚が盛り上がって来た。よっかった。
「もうどこへも行きたくないよ~」と言っていた私を、
シャーリー、シャーパパ、
山に連れて来てくれてありがとう。
2人の頑張る姿と
御嶽の壮大な自然に、とっても励まされた思い出深い登山でした。


なつかしいですが、ちょうど母が亡くなった年で
弔いも兼ねて登りました

飛騨側からは、登山距離が長いので
本格的な山屋の人しか行かない道を、良く犬連れで行ったものですね
今回のようなことは、いつでも起こりうる活火山

でも本当に美しい山でした

亡くなった登山者の方々の、ご冥福をお祈りいたします


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Author:hananiwa
標高1000メートルの山の庭の記録と
エアデールテリアのターシャとの
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